貧血や立ちくらみで食べ物での予防とは?
立ちくらみには、脳の血流が低血圧などによって、不足することにで生じるものと、
血液中の鉄分が不足し、酸素を運べなくなることによって生じる2つが主にあります。
これらを予防するためには、日ごろから食生活に気を配る必要があります。
ここでは、貧血や立ちくらみの予防に良い食べ物について紹介します。
まずは規則正しい食事から!
必要以上のダイエットをしたり、食事を抜いたりすることはしないでください。
1日3食規則正しく食べ、偏食・欠食せずに食べることが、
貧血・立ちくらみに負けないための第一歩です。
そのうえで主食・主菜・副菜で栄養バランスのよい食事を摂ることを心がけましょう。
貧血を予防するための食べ物は?
鉄分を補給することが大切となります。
鉄分を多く含む食べ物、鉄分の吸収を助けてくれる食べ物、
鉄分を血液に変えるときに役立つ食べ物をしっかりと食べるようにしましょう。
血液中の赤血球のもととなるタンパク質を補うため、
まずはタンパク質を含む食品をきちんと摂りましょう。
魚・肉類、卵、大豆、乳製品などのことです。
そして鉄分の多い食べ物を選択しましょう。
ほうれん草やレバーのほか、
海藻、貝類(あさり、しじみ)、牡蠣、青魚などです。
また、ビタミン類も大切です。
鉄分を吸収しやすくするためには、ビタミンCも同時に摂取するとよいでしょう。
ビタミンCは果物、じゃがいも、さつまいも、ブロッコリーなどに含まれています。
ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸は、赤血球を作るために必要な栄養素です。
たくさん鉄分を摂ったのに、これらの栄養素が足りなくては、
鉄分が働ける環境を作ることができません。
レバー、魚介類、大豆、卵黄、ほうれん草、
チーズ、ブロッコリーといった食品に含まれていますので、
バランスよく取り入れてみましょう。
ただし、食事の際にはタンニンの含まれている、
緑茶・紅茶・コーヒーなどは避けましょう。
タンニンは鉄分の吸収を妨げる効果があるため、注意が必要です。
食事の効果というのは、1日だけでは全く効果がありません。
継続することを大切に、しっかりと血液が作られる体にしていきましょう。