立ちくらみ 吐き気 下痢 原因

立ちくらみで吐き気と下痢の原因とは?

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あなたは、立ちくらみで吐き気と下痢になった事はありますか?
私は、お腹が弱く壊してしまうのですが、症状が進んでいくと、
吐き気をもよおし、その後、立ちくらみ、眠気、倦怠感に見舞われます。

 

なかなか周囲の人には理解されず、悩んでおります。
同じ様に悩まれている方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、立ちくらみと吐き気、下痢に関連はあるのか、
何が原因であるのか、ご紹介します。

 

低血圧が原因の可能性がある!

 

一般的に血圧で問題視されているのは高血圧です。
なぜならば、高血圧による体調不良というのは、命に係わる事例が多いからです。
それでは、低血圧であれば体調不良にならないのか、そんなことはありません。

 

健康と言われる血圧よりも低い低血圧の状態であれば、
高血圧と同様に体調不良を引き起こします。
しかし、その不調があまり命に係わるものではないということで、
あまり問題視されていないだけなのです。

 

低血圧でなぜ不調になるの?

 

低血圧とは、血液を循環するポンプの力が弱いという状態です。
低血圧により立ちくらむということは、
血液循環のポンプ力が弱く、脳に流れていく血液量が少なくなることが原因です。

 

実は、胃腸についても同様のことが起こります。
低血圧により胃腸に満足な血液量が循環しなくなると、
胃腸の活動が弱まってしまいます。

 

そのために、消化不良や下痢、吐き気などが伴うこととなります。
このように、低血圧が原因となり、
立ちくらみ、吐き気、下痢の症状が同時に起こってしまうことがあります。

 

自律神経の乱れが原因の可能性がある!

 

自律神経は、身体の調子を整えるために、24時間機能している神経です。
活動時には交感神経が、ゆったりしている時には、
副交感神経が活発となり、バランスをとっています。

 

この2つのバランスが崩れると自律神経の乱れにつながり、
身体に不調を来すようになります。
乱れた神経が体に過剰な指示を出してしまうんですね。

 

自律神経の乱れによる不調には、様々な種類があります。
以下にご紹介します。

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・自律神経失調症
ストレスが精神的なダメージとなり、
自立神経が乱れることで、心や体に体調不良を生じるものです。
吐き気や倦怠感、頭痛や吐き気などの症状があらわれます。

 

・神経性胃炎
ストレスに加え、過労が原因となり、
胃酸が過剰に分泌され胃炎を引き起こしてしまうものです。

 

・過敏性腸症候群
自律神経の乱れから、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)に異常をきたし、
腹痛とともに慢性的な下痢と便秘を繰り返してしまいます。

 

※蠕動運動(ぜんどううんどう)とは、腸の輪状筋がミミズのように動くことで、
腸に入ってきた内容物を移動させる動きの事。

 

・迷走神経反射
自律神経が乱れることで、血圧が異常に上下してしまうことがあります。
これにより、吐き気や下痢、立ちくらみなどの諸症状を引き起こすことがあります。
このような様々な諸症状について、自律神経の乱れが原因となることがあります。

 

まとめ

 

低血圧については遺伝ということもありますが、
大きな原因の一つに自律神経の乱れということが存在します。

 

自律神経の乱れは気持ちが弱いから、
気合が足りないからという精神論では解決しません。
身体が発しているれっきとしたSOSなのです。

 

私の場合、私生活に支障をきたすほど自律神経が乱れを、
漢方で3年かけて症状の改善をすることができました。
漢方は思い込みでなんの意味も無いのでは?と思われがちですし、
未病というものに対してなかなか理解されず苦労をしました。

 

漢方も薬、即効性が少なく、中長期的に継続することがとても肝心です。
なかなか続けられない人が多いため、
効果が無いように思われているだけです。

 

自律神経の乱れは決して恥ずかしいことではありません。
前向きに頑張っていても、身体に疲労が溜まれば自律神経は乱れるのです。

 

低血圧や自律神経の乱れは急に引きおこるものではなく、
また症状の改善も急にはできません。
毎日少しずつ身体を労わる心持で生活することが、とても大切です。

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